2012年12月25日火曜日

シェルター会議(高知)


126日,高知でシンポジウム「子どもの居場所を高知につくる講演会」が開かれました。高知でも,居場所のない子どものために安心して過ごせる「居場所」の必要性を感じ,子どもの「居場所」を設置するための活動が開始されました。高知では,「子どもシェルター」という形にこだわらず,「居場所」をつくるようです。

 

このシンポジウムにあわせ,子どもシェルター全国ネットワーク会議も開かれました。

私たち札幌弁護士会子どもの権利委員会からも3名がこの会議に出席し,全国の子どもシェルターの運営状況の報告を受け,各地のシェルターが抱える様々な問題点についての議論に参加してきました。この中で,現在子どもシェルターの設置に向けて活動中の地域における準備状況の報告や,情報収集もなされ,札幌の子どもシェルターについて,設立準備状況の報告をし,設立準備に向けた助言も求めてきました。現在は,札幌以外でも和歌山,千葉,埼玉,高知などで子どもシェルターの設置に向けて活動を開始しています。

 

これらに参加して,私たちと同様に,子どもの居場所をつくる必要性を感じ全国各地で活動が開始されていることから,あらためて札幌でも子どもシェルターを設置する必要性を感じました。まだまだ,子どもシェルターの設置に向けてやるべきことが山積みです。設置後も解決すべき問題が山積みです。しかし,これを必要としている子どもがいるのはあきらかです。来年10月の受け入れ開始に向けて,決意を新たにしました。

2012年11月1日木曜日

子どもシェルター設立総会

平成24年10月29日
  特定非営利活動法人子どもシェルターレラピリカ設立総会
が開催されました。

 出席者の全会一致で,特定非営利活動法人子どもシェルターレラピリカの設立が決議され,理事10名(弁護士6名,児童福祉施設関係者や医師等4名),監事2名が選任されました。

 今後は,札幌市に対し速やかにNPO法人の設立認証申請を行い,札幌市の認証を経て,来年2月ころにNPO法人が設立される見込みです。

 設立総会には,マスコミの方もたくさんお越しいただきました。
 このブログやマスコミを通じて,広く市民の皆さんに子どもシェルターのことを知ってもらい,子どもシェルターの活動に協力してもらえるとうれしいです!

 子どもシェルターは,来年10月に開設・受入開始の予定ですが,スタッフの養成や建物・運営資金の確保など,クリアしなけばならない課題は山積みしています。
 今後,一層気を引き締めてやっていきたいと思います。

これまでの活動報告


平成25年10月のシェルター開設を目標に,NPO法人の設立準備をしており,平成24年10月29日,いよいよNPO法人設立総会を開催します!

 

私たちのこれまでの活動を報告いたします。

 

去る平成24年5月15日

札幌弁護士会主催のシンポジウム「つくろう!子どもシェルター」を開催しました。

東京都で子どもシェルター「カリヨン子どもの家」等を運営している社会福祉法人カリヨン子どもセンター理事長であり,弁護士の坪井節子先生を東京からお招きして講演をしていただきました。

 

その後,本格的に活動を始めました。

子どもシェルタープロジェクトチーム(PT)での検討を毎月行い,設立準備会・設立総会に向けた議論を繰り返してきました。

 

平成24年7月26日

第1回札幌子どもシェルター設立準備会が開催しました。

アドバイザーとして5名の方(児童養護施設等の関係機関の方,精神科医,大学教授等)をお招きして,札幌の子どもシェルターの在り方,スタッフ,収支等様々なアドバイスをいただきました。

 

9月にはNPO法人の名称が“レラピリカ”に決まりました。

レラピリカとは,アイヌ語で,「美しい風」という意味です。

子ども達が,子どもシェルターに滞在する間に少しでも生きる力を蓄え,巣立っていった後は,広い北の大地を風のように自由に駆け抜けてほしい,そのような願いが込められています。

 

平成24年10月1日

第2回札幌子どもシェルター設立準備会が開催しました。

第1回同様,5名のアドバイザーの方をお招きして,設立趣旨書・物件・スタッフ等について貴重なアドバイスをいただきました。

 

検討課題は多々ありますが,このように,設立に向けて準備しております。

2012年9月13日木曜日

はじめまして

私たちは,現在札幌に子どもシェルターを作るための活動をしています。
ブログを通じて活動報告をしていきたいと思っています。
今後とも,よろしくお願いします。