2012年12月25日火曜日

シェルター会議(高知)


126日,高知でシンポジウム「子どもの居場所を高知につくる講演会」が開かれました。高知でも,居場所のない子どものために安心して過ごせる「居場所」の必要性を感じ,子どもの「居場所」を設置するための活動が開始されました。高知では,「子どもシェルター」という形にこだわらず,「居場所」をつくるようです。

 

このシンポジウムにあわせ,子どもシェルター全国ネットワーク会議も開かれました。

私たち札幌弁護士会子どもの権利委員会からも3名がこの会議に出席し,全国の子どもシェルターの運営状況の報告を受け,各地のシェルターが抱える様々な問題点についての議論に参加してきました。この中で,現在子どもシェルターの設置に向けて活動中の地域における準備状況の報告や,情報収集もなされ,札幌の子どもシェルターについて,設立準備状況の報告をし,設立準備に向けた助言も求めてきました。現在は,札幌以外でも和歌山,千葉,埼玉,高知などで子どもシェルターの設置に向けて活動を開始しています。

 

これらに参加して,私たちと同様に,子どもの居場所をつくる必要性を感じ全国各地で活動が開始されていることから,あらためて札幌でも子どもシェルターを設置する必要性を感じました。まだまだ,子どもシェルターの設置に向けてやるべきことが山積みです。設置後も解決すべき問題が山積みです。しかし,これを必要としている子どもがいるのはあきらかです。来年10月の受け入れ開始に向けて,決意を新たにしました。